旅感ある写真とは

写真の中でも”旅感ある写真”が特に好きなのですが、好きだと思いつつも”旅感ある写真”の定義を説明することができません。
そこで、個人的に思う”旅感ある写真”と言えそうな写真の特徴を考えてみましたので紹介します。

被写体(車)が主役すぎない

風景だけではなく人や車、バイクなどの被写体を入れると旅の雰囲気が出ると勝手に思っているのですが、それらの被写体が大きすぎない方がより旅感が感じられる気がします。
被写体は目立っていますが、風景と対等な関係、なんなら風景の一部になっているくらいの方が丁度良いのかもしれません。
車が被写体の場合、愛車紹介の写真ではなく、あくまで”旅の記録”になっているかどうかがポイントだと思います。

車を下端に配置した写真。風景のスケール感の方が大きいですが、車でここまで来たということは伝わるのではないでしょうか。
車を大きく中央に置いた写真。背景をぼかしていることもあり、旅の記録というよりは愛車紹介の写真に近い気がします。これはこれで好きですが。

移動してきた痕跡が写っている

一緒に道が写っていたり、車が進行方向を向いていたりと、静止画なのに”移動”が想像できるような写真は旅感が強く表れると思っています。
乗り物だからこそできる表現で、ここに来るまでの時間やこの先へ行く予感が生まれます。

奥へ続く一本道と進行方向を向いている車は、手前から奥へ視線を自然に誘導できる使いやすい構図です。
車が正面を向いている場合でも、奥に続く道があればそれっぽい写真になります。便利。

人の気配が薄い

電柱や道路、家といった人工物はあるけれど、人があまり写っていないと旅感ある写真になる気がします。たぶん。
誰かの暮らしではなく、”今この瞬間の自分の旅”に集中できる空気感が生まれると理想的です。

背景に家や車がありますが、人は写さないようにして風景の生活感を抑えています。ただ、車のような被写体がないのなら、人を写したほうが風景としては自然な雰囲気になるかもしれません。
周りに他の車や人がいましたが、いない場所を探したり、いなくなるまで待ったりしてます。

あくまで自分なりの考えですが、

  • 主役は場所と時間、車は同行者
  • 移動が想像できる
  • 人がいない静かな余白

あたりが”旅感ある写真”の特徴なのかなと考えました。
他にもそれっぽい特徴があれば是非教えてください。

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